当院では、成長期のお子さまの歯や骨格の成長を生かした小児矯正に力を入れています。ドクター自身、矯正治療を受けた経験があることから、治療を終えて美しい歯並びになった時の喜びがどんなものなのかを十分理解しています。矯正治療を受けるお子さまと保護者の方、それぞれ気持ちを大切にしつつ、最終的に「治療して本当によかった！」と思っていただけることを目標にしております。

　お子さまの口腔器官と口腔機能の安定化と正常化を図ることは歯並びを整える事に加え、咬合機能の向上、顎関節の正常化や異常な口呼吸から正常な鼻呼吸への回復と確立、いびき、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害（現代病）の改善、予防など身体の健康維持に多大に関与する重要な治療です。
　年々そういった現代病が増えてきてます。それは現代人の骨格が退化してきてるからなのです。欧米化の食生活が増えたのも原因の一つです。

子ども

　成長期の子供さんの治療計画では矯正治療で重要な呼吸機能を考慮にいれ健全な心身の発育をまた将来の睡眠時無呼吸の予防を考え顎の健全な発育、口呼吸から鼻呼吸への改善を目指します。

成人

　矯正のメリットは、見た目の改善だけではありません。咬み合わせがよくなることで、食事を正しく咬んで食べられるようになります。すると、消化機能が向上するため胃の負担が軽減するなど、不正咬合による悪影響も改善されます。

シニア

　歯周病や加齢によっても歯茎が後退するため、シニアになると歯列の乱れが目立ってしまいがちです。歯周組織の再生を促しながら矯正していきます。

　最近、歯並びや噛み合わせが気になる大人の方が矯正を行うことがポピュラーになりつつあり、40～50代の患者さんも多くなっています。矯正治療は子供の頃に行うというイメージがありますが、大人になってからでも遅くはありません。
矯正治療は歯並びや口元を美しくする以外にも、さまざまなメリットがあります。歯並びが整うと歯みがきがしやすくなることはもちろん、むし歯や歯周病、口臭の予防効果もあります。また、上下の歯の嚙み合わせのバランスが良くなるとしっかりと食べ物を噛めるようになり、下顎にかかる負担の軽減や顎関節症などを予防する効果があります。
　治療には1年半～2年程度かかりますが、矯正治療を終えられた患者さんは「本当にやって良かった」とおっしゃる方ばかりです。歯並びにコンプレックスがある方や嚙み合わせが気になる方は、思い切って治療を始めてみてはいかがでしょうか。

　最近、歯並びや噛み合わせが気になる大人の方が矯正を行うことがポピュラーになりつつあり、40～50代の患者さんも多くなっています。矯正治療は子供の頃に行うというイメージがありますが、大人になってからでも遅くはありません。
　ワイヤー矯正は、ブラケットという装置を歯に取り付け、ワイヤーを介して適切な力を歯に加えて歯を移動させる治療法です。動かしたい方向へ歯に力をかけることで、歯並びを整えていきます。

• 時間をかけてでも確実に歯並びを改善したいと考えている方
• 重度の歯列不正と診断され、専門的な治療が必要な方
• 実績豊富な歯科医の下で矯正治療を受けたい方
• 矯正治療期間中、装置を付けながら日常生活を送れる方

• 矯正器具を取り外す必要がない
• 多くの症例に適用できる
• 微調整が行いやすい
• 歯の移動が効率的に行える

　当院ではそういった患者様一人ひとりのご希望や、現在のお口の状況に最適な矯正治療をご提案できるよう、様々な矯正装置を取り扱っております。

　中でも「インビザライン」は、取り外しが可能なマウスピース型の装置で、透明なため周囲の人からも気付かれにくい矯正です。2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、少しずつ歯を正しい位置に矯正していく治療方法です。ワイヤーを使用しない装置ですので、お口の中を傷つけるなどのトラブルは従来の矯正装置よりも少なくなっています。

• 見た目が気になる
• 通院回数を減らしたい
• 取り外せる矯正装置が良い
• 金属アレルギーをお持ちの方

• 透明な装置のため目立たない
• 治療期間が比較的短い
• 取り外せるためお手入れがしやすい
• 金属アレルギーの方でも安心して使用可能
• 普段通りのお食事、ブラッシングが可能

　また、歯列の乱れ（不正咬合）があると、顎や顔の成長、発音に支障が出る他、顎の関節や筋肉に悪影響を与えて肩こりや頭痛などを引き起こしたり、姿勢の悪さの原因にもなります。
矯正治療で歯並びを整えて噛む機能を回復すると、むし歯や歯肉炎・歯周病の予防や歯の寿命を延ばすことにつながることはもちろん、先に挙げたような全身の機能をより良い方向へ導いていきます。

　矯正治療が完了して数年後、ふたたび歯並びの乱れが気になるようになってきたという方は珍しくありません。身体的、経済的、時間的な負担を背負ってまで矯正治療を終えたのに、その状態がキープできないのはガッカリですよね。そうした後戻りは「不正咬合の原因が解消されていない」「矯正が足りなかった」「保定が足りなかった」などの理由が考えられます。
　実は後戻り矯正は比較的簡単かつ安価でできるものです。以前の矯正のように年単位で行ったり、お口全体に矯正装置をつける必要はありません。お悩みの方はご相談ください。

　お子さまの矯正を検討している場合、永久歯の前歯と奥歯が生えてくる7～9歳の時期に一度ご来院ください。骨格の不調和をそのままにしておくと、時間の経過とともに不調和がどんどん大きくなってしまい、矯正治療が難しくなる場合もありますので、アンバランスだと感じたタイミングで今後の治療について計画を立てることが大切です。

　とはいえ、歯や顎の成長は個人差が大きいので、早い時期から始めた方が良い場合、ある程度成長を待ってから始めた方が良い場合など、お子さまによって矯正を始めるべきタイミングは変わります。まずは診察を受けていただき、開始時期を相談しましょう。

　子供のうちに矯正をすると、永久歯が生えるスペースが足りない場合に奥歯を後方に移動させたり、顎の横や前への成長を促してスペースを確保することができます。すると、今後永久歯を抜歯せずに本格矯正（ワイヤーを使った矯正）ができる確率がアップします。

　顔つきや顎の成長のコントロールは、成長期のお子さまだからこそできる矯正治療です。発育に悪影響を及ぼす歯並びや癖を治すことによって、顎や顔の成長バランスを整えられます。放置すると顎関節症になったり、外科的な手術が必要になることもありますので、早めの対処が肝心です。

　指しゃぶりや舌癖は、歯並びや発音、食べ方・飲み方に大きく影響を及ぼし、口を開けっぱなしにしてしまう癖がつきやすいです。こうした癖や口周りの筋肉・舌の動きを改善し、筋肉が正しく動くようになります。

　顎の正しい成長を促し、これから生える永久歯を正しい位置に導くと、永久歯列になってから行う本格矯正が簡単なもので済んだり、不要になることもあります。

　拡大床（または拡大治療装置）は、歯列を外側へ広げるために使用される装置です。主にレジンのプレートとワイヤー、ネジから成り立っています。これらにより歯列に力を加え、矯正を行います。プレートを使用せず、金属のワイヤーやネジだけで作られたスケルトンタイプもあり、患者様の年齢や口腔の状態に応じて選択されます。

拡大床の強み

• 抜歯を避けられる可能性がある
• 装置の取り外しが可能
• 装着していても目立たない

　ムーシールドは、受け口（反対咬合：はんたいこうごう）の矯正に使用される装置です。受け口とは、下顎の前歯が上顎の前歯よりも前に出ている噛み合わせ状態です。
専用のマウスピースを夜間に装着することで、舌や口腔周囲の筋肉の位置を調整し、反対咬合を改善します。3歳から治療が可能で、乳歯列期に行うことで顎骨の正常な成長を促し、永久歯の健全な発育を目指します。
反対咬合を治さずにそのまま成長期を迎えると、下顎の過成長を招く恐れがあり、後戻りできない状態になるリスクがあります。そのため反対咬合は、早期の治療が勧められています。

ムーシールドの強み

• 抜歯や外科手術が要らない
• 比較的安く受けられる
• 食事や接客時などに装置を外すことができる

　プレオルソは、子供の歯並びを整えるための予防矯正用マウスピースです。永久歯が生える前に使用を始め、口元の筋肉と舌を鍛えて、健全な歯並びを促します。
従来の金属矯正器具を使う前の段階として導入することで、「治療期間やコストが減る」「抜歯を避けられる」などのメリットが得られます。将来の矯正治療の必要性を減らし、治療の後戻りを防ぐ効果にも期待できますし、口呼吸を鼻呼吸へ改善させる効果もあります。
さらに、1日の装着時間は1時間（ご自宅内）と就寝中だけですので、お子さまへの負担も軽減されます。

プレオルソの強み

• 取り外しできるので日常生活に負担をかけない
• 学校に持っていかなくても問題がない
• 抜歯しなくても治療を受けられる
• 柔らかいので痛みが最小限に抑えられる
• 従来の矯正よりもコストが低い
• 口呼吸を鼻呼吸に改善する効果にも期待できる