エアフロークリーニング

世界最高峰の予防システム「エアフロー」

 当院の歯のクリーニングは、徹底的なトレーニングを受けた経験豊富な歯科衛生士が、EMS社の高性能歯面清掃機器でGBTに基づく快適なバイオフィルムプログラムを行ってお口の環境を改善します。

 1回の治療時間は約1時間程度で、歯の表面を傷つける事なく口の中がキレイでツルツルになり、口の中の嫌な感じが無くなります。当院では1年に3回程度のクリーニングを推奨しております。

 スケーラーで歯石を除去してペーストをブラシで研磨する、今までの保険内での歯の予防は、予防歯科の発展によりベストな治療ではないのものになりつつあります。口腔内のバイオフィルムを自然の歯、歯ぐき、矯正装置やインプラント体を傷付けず効率的に除去出来るかが重要です。GBTによって患者さんに口腔内の状態や今後のむし歯や歯周病へのリスクを理解して頂きながら、口腔および全身のより健康管理を実現させていきます。歯周病が原因での、糖尿病や呼吸器・循環器疾患などの全身疾患を可能性を減らしていきましょう。

GBTは、ヨーロッパ歯周病学会提唱の以下の推奨に従っています:
・プロフェッショナルによる機械的なプラーク除去(PMPR)
・ホームケアのための口腔衛生指導(OHI)

従来の予防方法

 1. スケーリングやルートプレーニングなどの歯石除去
歯を傷つけたり、痛みがでる可能性があります。また、インプラントの表面も傷つけるリスクもあります

 2. ポリリッシングブラシやラバーカップなどの回転器具でのクリーニング
痛みを伴うリスクがあり、歯肉も傷付けることがあります。また、器具自体の性能から口腔内で届きにくい部位もあり、時間も余計にかかってしまいます

最先端の歯科予防システム(GBT)とは

 Guided Biofilm Therapy(GBT)は、予防先進国のスイスの医療機器メーカーが臨床的なエビデンスに基づいて考案した、最新の歯科予防システムです。下記の3つのメニューを歯のプロである歯科衛生士が行うメインテナンスです。最善の結果を常に追求できるよう、患者さん個々にあった診査、効果的なホームケアの指導などの情報提供も行います。

  • ◯エアフロー・・・

GBT専用の特殊なアミノ酸パウダーを水圧、空気圧を利用する事で歯に安全で優しく吹きつけ、細菌の集合体であるバイオフィルムを除去します

  • ◯ペリオフロー・・・

エアフローでは届かない深い歯周ポケットや歯間部についた頑固なバイオフィルムを除去します

  • ◯ピエゾン・・・

侵襲性がとても低い超音波のスケーラーで、歯肉についた歯石を除去します

歯の表面を傷付けない超微細粒子のエアフローパウダープラス

 エアフローパウダープラスの粒子は直径14μmで歯科業界では最も微細な粒子です。従来のタイプよりも超微細粒子のためより歯の表面を傷付けず、安全かつ効率的にバイオフィルムを除去します。

 天然歯だけではなく、詰め物・被せ物、矯正装置(ブランケット)やインプラント表面なども生体にとても安全な方法で、バイオフィルムと早期歯石の除去ができるパウダーです。

このような治療でもGBTが大活躍してます

矯正歯科治療において

 矯正治療中は、通常よりもむし歯や歯周病になりやすいです。矯正装置(ブランケット)を装着しているため、歯ブラシをしても隅々まで磨けなかったり、ブランケットに食べ残りカスがついてバイオフィルムが増加しやすくなります。従来のスケーリングでは、ブランケットに強い力が加わり接着力を弱めるなどの悪影響がありました。矯正中のメインテナンスは特殊なエアフローを使用してバイオフィルムを除去します。超微細粒子の最新型「エアフローパウダープラス」はブランケットを傷付ける事なく歯や歯肉など隅々までアプローチが可能です。

インプラント治療において

 インプラントの手術後にインプラント周囲炎や粘膜炎を引き起こし事が近年、インプラントの問題点として多々おきてます。原因は手術後のメインテナンスを怠っているからです。日頃のホームケアと定期的な歯科医院でのプロフェッショナルによるメインテナンスでバイオフィルムの除去を行うことで炎症の発生を防ぎます。インプラントの被せ物とアバットメント(支台部)を取り外した上で清掃することがポイントです。

GBTの7つの手順

1評価

 まずは診断を正確にする為問診をします。そして歯周病や歯肉炎になっているのか、どのくらい進行しているのかを歯周ポケットの深さを調べるなど丁寧に検査をします。また、インプラント治療をしている方は、粘膜炎やインプラント周囲炎になっていないか、より正確に確認します。

 

2情報提供

 予防歯科の必要性について科学的根拠を元に患者さんに理解頂けるように分かりやすくお話しします。また患者さんにあった歯ブラシや正しいブラッシング法などの歯の予防法を歯科衛生士がご説明します。

3歯肉縁上・縁下のエアフロー

 特殊なエアフロー用の装置で、歯、補綴物、インプラントにこびりついたバイオフィルムや早期歯石、ステインや沈着物を除去します。除去は「エアフローパウダープラス」と言う、最新の超微細粒子のアミノ酸で出来ているもので、歯を傷つける事なく生体にも安全です。消毒剤を使用していない為、免疫の弱い子供、高齢者や妊婦さんでも安心して使用できます。

 

4歯肉縁下のペリオフロー

 エアフローでは届かない、歯周ポケット4mm9mm内や歯間部のバイオフィルムを特殊なノズルやハンドピースで除去します。今までは4mm9mm内の歯周ポケットは外科手術ではない隅々まで除去できないと考えられてました。。

5ピエゾン

 侵襲性が低い超音波機器で、残っている歯石を除去します。通常の歯石除去の場合、10mm以上深い歯周ポケットの場合、インプラントや補綴物の周辺など、状態や場所によって専門の機器を使い分けて行います。

6指差し確認

 指差しをしながら、歯石やバイオフィルムが取りきれているか最終チェックをします。虫歯がないか、バイオフィルムが完全に除去できている事を再度確認したら、虫歯予防の為に歯の表面にフッ素を塗布します

7新たなリコール予約

 虫歯や歯周病のリスクがないか、お口の状態を見ながら今後のメンテナンスのスケジュールを決めます。基本的には当院では3〜4ヶ月ごとに来院をしていただくことを推奨しております。

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2024.10.04
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